新築物件ではない限り、賃貸物件にはほぼ前入居者が存在します。当然、退去時には鍵を不動産屋さんに返却します。しかし、前入居者がスペアキーを持っていない、とは誰も保証はできません。
つまり鍵交換をしない限り、前入居者が自由にその賃貸物件に出入りできることになります。
良心的な大家さんですと、前入居者が退去後、鍵交換をしてくれるケースもありますがパーセンテージ的には決して高くないというのが現状です。
万が一の犯罪を防ぐためには、お気に入りの賃貸物件を見つけたら不動産屋さんに賃貸借契約を締結する条件として鍵交換を提言することをお薦めします。
了承されてから賃貸借契約を締結しましょう。
更に安全性を高める方法としては、借主であるあなたが鍵交換の作業にも立ち会うことです。
なぜなら不動産屋さんの社員がスペアキーを作ってしまう危険があるからです。ですから鍵業者さんが鍵交換の作業が終わったら直接鍵を受け取ってください。
100％大家さんや不動産屋さんが鍵の交換を承諾するとは限りませんが、賃貸借契約を結んでしまってから鍵交換を依頼しても通常は借主であるあなたの自己負担になってしまいます。
ちなみに鍵交換の費用の相場は通常の鍵で10,000～15,000円程度です。
別にあなたを怖がらせるつもりで書いた訳ではありませんが、可能な限りの防犯対策は念頭に入れておいたほうが良いでしょう。